脳みそとハートに”刺激”という名の栄養を。ミュージカル「私のせいじゃない」レビュー

2019年10月1日

こんばんは、妖子です。

本作の作・演出である飯田華子さんにお会いしたのは、ちょっとしたご縁でした(彼女が覚えているかは別)。

そこで彼女の手作り紙芝居を見たときに、私の中の開かずの間の扉が

ぱぁん!!

と思いきり開いたのです。

あぁ私こんな感性持ち合わせていたのか。

久しぶりの感覚でした。

あの不思議な高揚感を味わいたくて、人知れずミュージカルを観覧させて頂きました。

もう1カ月前のことですか。今さらレビューもないだろって思われるかもしれませんね。

でも、数ヵ月経った今でも私の中に色濃く残っているから、やっぱりブログに残します。

このブログは私の成長記でもあるので、今を生きている証として、何に心を揺さぶられたかを記します。

それと、出演者さんを知って頂きたい。

ちんちんまんまん、ちんまんまーん♪(妖子作)

☆☆本日の目次☆☆

  1. ストーリー
  2. 人生を形作る家族
  3. 生演奏に酔いしれる
  4. 出演人の濃さに脱帽

1、ストーリー

事実は小説より奇なり。

主演の北村早樹子さんが「北村早樹子」自身を演じるという、言ってしまえばバイオグラフィー(自伝)です。

その半生、息つく暇なくあまりに忙しないので、見ているこちらの動悸まであがってくる。

”私の一番恥ずかしいところを、
見知らぬ人に大々的に晒すことに
ましてや私自身が演じることに
抵抗しかなかった”

ご本人がそのようにおっしゃるのも無理はない。

あれは、もう、完っっ全なる公開処刑

見方によってはイジメとも取れる発想をひとつのアートに昇華させたのが、この舞台の見所のひとつ。

見終わった後、同情とか、悲しみとか、辛さとかネガティブな感情が一切湧かないのが魅力。

人間が持ち合わせるエゴとエロ、儚さと強さ、受諾と忖度。

いろいろな感情や要素がカオスに渦巻くのに、幕が降りたら一種の清々しささえ感じるのだから不思議。

ご本人の人生なので、当然これからも誰も知らないストーリーが紡がれていくわけです。

そこにもまた味がある。

強烈な個性が集って、繊細なんだけど強烈な演出で、忘れられないミュージカルでございました。

2、人生を形作る家族

家族の形は十人十色。

ときに、運命と受け入れるにはあまりに

努力ではどうにもならず、どうしたらその環境を受け入れることができるのか。もしくは破壊できるのか。

古傷をえぐられた観覧者もいたかもしれませんが、避けては通れない家族というコミュニティ。

良くも悪くも、人間の基盤は家族にある。

そんな当たり前のことを、リアル以上のリアルで見せつけられてしまい、唸ってしまいました。

3、生演奏に酔いしれる

今思い出しても、あの情緒溢れる音色は、私の人生史上で最高に色っぽい生音でした。

生アコーディオンに、生ギター。

小規模な客席に、情緒深く響く。

そこに力強い生声が加わるわけです。

たまに、とてつもない下ネタをマジメに、ストレートに、放り込んで来るのはスパイスであり、隠し味。

思い出します、最初に見た紙芝居を。

ハートに刺さらないわけがない。

4、出演人の濃さに脱帽

お気に入りの出演者さんの紹介をいたします。

彼らの生音、生歌をまた聴きたいので、気づくとホームページやtwitterを開いてしまっています。

もはや、魅力というか、魔力

☆作・演出・美術:飯田華子

ハンドメイドの紙芝居(解体されたダンボールの裏)は絶品。五感にじんじん響く、昭和な匂いと怪しげな雰囲気のアダルトな紙芝居は唯一無二、体感すべし。(アダルトじゃないのもあります)

☆主演・北村早樹子

自らの「人生の恥部」を大衆にさらした本作の主人公。歌手でいらっしゃいます。

その小柄な体から発せられる強靭で伸びやかな歌声は、脳天からささりました。葛藤と覚悟、しかと受け取りました!!!!!

映画に出られます♪2019年11月1日公開。

☆悪魔:蜂鳥あみ太=4号

夢に出てきます。特技は裸と大声のシャンソン歌手。衣装は常に全身網タイツ。目を閉じても、あの網タイツ姿が瞳の奥に浮かび上がります。

マッスルコントロールする(おっぱいの筋肉ぴくぴくするやつ)シャンソン歌手なんて聞いたことない。演技中に脱いで、最後Tバックだけになるシャンソン歌手なんて見たことない。

ずるい。でも、もう一回見たい。中毒性が高すぎました。

 

新しい気づきや、新しい世界を見せてくれるgoing my wayなアーティストの皆様には感謝とリスペクトしかありません。

あぁ、今日も私生きてるわぁぁ

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