書籍レビュー<紀州のドン・ファン>スケベも貫けば、金も女も手に入る?!
こんばんは。妖子です。
エロ好きは、このお方の、この書籍を避けて通ることはできません。
というか、避けてはいけません。
彼を資産家たらしめた原動力は「良い女とセックスするため」。
なんとわかりやすい!そして
潔い!!
10台前半で童貞を卒業して以来、それだけを考えて仕事に取り組んできたというのだから、頭が下がりまくりです。
どんな伝説が飛び出すのでありましょうか。
魅力と精子が溢れる現代ドンファンの書籍レビュー、
始めます!!
*今回のレビューは以下の3冊の総合レビューです。
①紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男/ 著:野崎幸助
②紀州のドン・ファン 野望偏 私が「生涯現役」でいられる理由/ 著:野崎幸助
③紀州のドン・ファン殺害「真犯人」の正体/ 著:吉田隆
*都合上、筆者のことを「ドンファン」、①を前編、②を後編、③を番外編と呼ぶことにします。
10秒でわかる 紀州のドンファンシリーズ
すべては美女とのセックスのため。
アプローチは異なりますが、前編後編、終始一貫してこれに尽きます。まさにキング・オブ・スケベが書いたスケベ本です。見方によっては、世界一のエロ本かもしれません。
ビジネスも、食事も、金も、趣味も、すべては美女とのセックスのため。
前編では生い立ちや取り組んできたビジネスについても語られます。
ちょっとかっこいいこと言ってるなと思っても、数行後には濡れ場描写なのですから、こちらにシリアスになる隙を与えません。
後編では、80歳目前にしてバイアグラ不要の元気はどこから来るのか?に言及します。
もちろん答えは「セックス」なのですが、今までどのようなセックスを体験してきたのかを拝むことができます。
抱いてきた4000人の美女、出会った名器、体験した風俗など、よりエンターテインメントに踏み込んでいるので、前編・後編を読んで1冊だと豪語できましょう。
エロを通して語られる時代の流れが興味深い
前編ではエロ産業の変遷が語られ、各業態にチャレンジしてきたドンファンの体験談が興味深いです。
食わず嫌いは損をすると考える妖子にとって、何事も体験するドンファンの姿勢は大変素晴らしく、共感いたしました。
まぁ、語られる内容は、ストリップ、カップル喫茶、ハプニングバー、ノーパン喫茶、ノーパンしゃぶしゃぶetcなんですけどね笑
一方で、金貸しや訪問販売のコンドーム屋さん、不動産を始めたいきさつも時代を絡めて説明されています。小難しく経済を語るビジネス書よりよっぽど頭に入ってきます。
エロであろうが、なかろうが、ビジネスをする上で大切にしなければならないものは共通しているのかもしれません。
余談ですが、普段、私は日本の性教育について考えることが多いです。
「下ネタいけるからってすぐ股を開くと思うな!」という女性の声はよく聞きます。
コンドームの実演販売のエピソードには考えさせられるものがありました。
「コンドーム売っているような奴だから誘っても大丈夫だろう=エロい奴に決まっている」という女性側にも十分な偏見が見受けられました。
でなければ、家に招き入れることはしません。
まぁ、実際に売っていた人はとんでもないスケベだったので、なんとも言えないのですが・・・。
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失敗談の数々に大笑い
4,000人を抱いてきたドンファンですが、もちろん多数の失敗も経験されています。
妖子のお気に入りはデリヘル利用時のエピソード。グラマラスな女の子と言われ、鼻の舌を伸ばして待っていたのに、いざやって来た女性は、グラマラスを遥かに通り越したビア樽レディ。
マッサージだけやらせて帰ってもらったというのだから、笑わずにはいられません。
風俗玄人の男性であれば、共感できるエピソードがたくさんあるかもしれません。女性である私には馴染みがないエピソードばかりで大いに笑いました。
大なり小なり、いろいろな失敗談がてんこ盛りなので、終始笑っていられます。
明日から使えるエロな名言(迷言)
おっぱいは吸ってもタバコは吸わない
腰が低く、腰を降るのが好きな小市民
泣かぬならエサをあげよう、ウグイスに
朽ちたはずのトマホーク
リストアップしながら、思い出し笑い。
なんて、くだらないんでしょう!!!!
これら名言が飛び出した背景は、ぜひご自身でお読みになってください。
男性には自信を、女性には笑いを提供してくれる本です。
下ネタが苦手な方にはすすめないで下さいね。
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ドンファン怪死の真実やいかに
2018年5月、新婚ホヤホヤだったドンファンは自宅で突然死を遂げました。
覚醒剤が体内から検出され、今なおこの事件は迷宮から抜け出せていません。
小説のようなミステリーまみれの死に様。この件について書かれたのが番外編です。
前編・後編を読んでからの方が良くも悪くも味わえます。
亡くなる直前も、亡くなってからも女性に振り回されるその人生。
満足いく最後だったのかどうかは知るよしもありません。
人の死でざわつくのは決して品の良いものではありませんが、どうしても番外編を読まずにはいられませんでした。
いちファンとして、早期に事件が解決することを願っております。
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