「刑務所なう・刑務所わず」堀江貴文 目から鱗の刑務所生活!<書籍レビュー>

こんばんは、妖子です。

塀の中の生活って、昔から興味がつきない。

そんなこと言うと、語弊があるかもしれないけれど、「人間と社会の清い部分と、汚い部分が入り混じっている」ところに昔から興味があるのです。

ホリエモンが、塀の中での生活を文字に起こした自伝。

「3冊で1冊」と言っても、過言ではありませんが、「3冊も面倒くさい!」という人は「わず」だけでも良いかと。

いや、もっと言うと、わず巻末の対談と解説だけの立ち読みでも良い!

人生に起こったことは、なんでもネタにするさすがの根性。

社会科見学気分で読める本書は、”アンチ”ホリエモンでも、おもしろく読める内容です。

軽いタッチだけど考えさせられます。

それではいきましょう。

★刑務所なう1&2、刑務所わず★

タイトル:刑務所なう1&2、刑務所わず
ジャンル:エッセイ
見どころ:獄中生活の体験記刑務所わず、で検閲なしで語られる、リアル中のリアル
ネタバレ:なし
刊行年:2014年、2016年

あなたの知らない刑務所の世界

規則正しい生活。

厳しいルール。

恐い先輩。

そんなイメージが強かった刑務所の世界ですが、衛生係を担当したホリエモンのおかげで、より

人間くさく、非常に暇だということがわかりました。

寝るのが好きな私も、さすがに、寝疲れしてしまうのではないか、と思えてしまう。

プラス、世の中で一番嫌いなのは上下関係、と考える妖子には、とんでもない世界です。

暇な上に、理不尽で、無駄なルールに、アホな人間。

あぁぁぁ鳥肌が・・・・・。

塀から見る現代

差し入れのおかげで、(媒体が限られるとはいえ)時事問題にはなんとか、しがみついていたホリエモン。

当時の目立った事件・ニュースが年表にまとめられており、各ニュースに関するホリエモンの見解がおもしろい。

さすがは、ビジネスパーソンの視点なのですが、獄中に入ったことで、さらに視野が広くなって、パワーアップしているという印象。犯罪者や高齢者・障害者に絡めた視点が良く出てきます。

性犯罪者のリアルもちょくちょく出て来ます。恐ろしいという感想が半分、哀れみの気持ちが半分。なんともいえぬ気持ちになります。

塀の中の高齢者

入所してからボケてしまい、自分が何をして、なぜ刑務所にいるかがわからない高齢者。

体が不自由で、排泄はもとより、一人では歩くのも難しい障がい者。

精神的に病んでしまい、支離滅裂な言動を発する男達。

そうした人々を目の当たりにして、ホリエモンも面食らっていました。

昨日までシャバで、ギラギラとマネーゲームをしていた人が、いきなり(下の世話も含めた)介護に取り組む環境に飛び込むのだから・・・すごいギャップだ!

でも、スイッチの切り替えがうまい。

ポジティブに思考を持っていくのは、さすが、と思った次第です。

受刑者は、どこにでもいる一般人

刑務所わず漫画

何がきっかけで、刑務所に入ることになるか、人生なんてわからない。

ホリエモンは、そう主張します(実際、自分も入ったわけだし)。

確かに、個人情報を不正利用された結果、何かの犯人にされてしまう、なんてことが簡単に起こる世の中。

まさに、明日は我が身です。

世の中に「他人事」なんて、存在しないんだろうな。

まとめ

刑務所わずあだ名は社長

・獄中の書評は読みごたえあり※実際、書評きっかけで読んだ本は、すべて当たりでした。

・獄中日記というか、飯日記

・減量のプロセス

などなど、興味深いトピック多め。

何度も収容されている強者は、「どこどこの刑務所の飯はうまい!あのメニューは最高だ!」などと、独自のミシュラン情報を所有している、というエピソードは笑ったww

本人に似せた漫画も、随所に挟まっています。

でも、単調な生活なので、日記そのものが単調になってくるのは当然なことで、途中で読むのがダルくなってきます。

ただ、1と2を読んでおくと、「わず」で出て来る「実はあの時・・・」という、赤裸々告白がより楽しいです。

違う世界を望む気持ちで、是非一度ご覧ください。