子供を守る大人こそ読むべき「突然、僕は殺人犯にされた」<書籍レビュー>

2019年8月30日

こんばんは、妖子です。

「ググる」という言葉が市民権を得て久しい2019年の今だからこそ知らなければなりません。ネット上における根も葉もない誹謗・中傷と戦った、10年の実録です。

恐ろしくて、あっという間に読んでしまった。

ITリテラシー教育を受けていない中途半端な大人こそ今一度立ち止まって、IT世界での生き方を見直す必要があります。

そう、強く思いました。

明るい内容じゃないけれど、今日も元気に始めます!

 

☆基本情報☆

突然、僕は殺人犯にされた

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タイトル:突然、僕は殺人犯にされた

ジャンル:犯罪ドキュメンタリー

見どころ:定期的に読んで、初心を思い出させる一冊。それくらい怖い。

ブログ内でのネタバレ:なし

刊行年:2014年

☆☆本日の目次☆☆

  1. 大人こそ危機感を持て
  2. 人間<<<<<<<<<ITであることを忘れるな
  3. 精神病んでいる人間が増えてきた?

 大人こそ危機感を持て

誹謗・中傷の対象となった悲劇と苦悩。

家族に飛び火する二次被害。

周りの無知と無関心。

「匿名」の闇。

この事件が起きたのが、インターネットの成長が激化する直前の時代(1999年)だと考えると、本当に苦労されたことと思います。

実際に、回りの知識のなさや関心のなさに骨を折るエピソードが山ほど出てきて戦慄します。

「ただの暇潰し」「誹謗中傷をやめるのは飽きたとき」。

「匿名」でしか自分の存在を誇示できない人間の存在を考えると情けなくなります。

でも、いるんです、それもうじゃうじゃ。

そんな哀れな人間たちのターゲットになるのは誰にでも起こりえます。

ましてや、一般人が顔を出して、誰でも情報発信できるようになった現代では、便利さ、カジュアルさの裏側に、そうした危険がより一層増したという事実は知っておくべきです。

また、被害者になる可能性と同じくらい加害者になる可能性もあります。

メモ帳にちょろちょろっとメモをする感覚で他人の悪口をかけてしまうSNS。

知らぬところで雪だるまのごとく膨れ上がり、加害者の親分になっていた。

そんなこと知らなかった、遊び半分でやった、という言い訳ではもはや収集がつかなくなります。

恐ろしいの一言以外出てきません。

 

性教育と同じで、事の重大さを知らない大人が無垢な子供に教えられるわけがありません。

だからこそ、きちんと大人も学ぶ必要があります。

人間<<<<<<<<<ITであることを忘れるな

とはいえ、実際のところIT社会の成長に、一般人の知識と教養が追い付いていないのが事実かと思います。

残念ながら、妖子もそのうちの一人であることは白状せねばなりません。

IT社会の成長には、光の部分と闇の部分が含まれます。

どちらか一方だけ成長するということはありえません。

子供たちは、セキュリティの解除の方法を血眼で探し、その心理を悪用する悪徳業者が後をたたない。

そのマーケットは年々拡大し、大人たちの目をくぐりぬけ、どんどん悪徳になる。

被害者になりやすいのは、子供たち。

かといって、子供たちの方が情報収集に長けている現実もあり、とても難しい問題です。

 

精神病んでいる人間が増えてきた?

菊地氏にたいして執拗に中傷を続けた人間の中には、精神的に問題を抱えている者が少なくなかったとの記載があります。

精神状態により、事情聴取の段階で、摘発を見送ることもあったとのこと。

精神疾患は年々増えている、というよりは、こうした最悪の形で表面化してきた、というのが正しい気がします。

私が最も恐怖したのはここです。

精神的に異常をきたした人々のターゲットになってしまったら、どうしたら良いの。

私にはわからない。

でも、万が一起こってしまった時に、どのように対処すれば良いのかを知っておけば、時間の浪費や無駄な心配をすることはなくなるはず。

本書には、そんな「万が一」に備えて、たくさんのオマケページを載せてくれています。

これは一読の価値あり。

キクチ氏のねばりとそれを支えた警察の方々や協力者の皆さんには敬意しかありません。

私のブログは性や娯楽に走りがちですが、人生を謳歌するためには、時代と共に変化するサイバー事情にもキャッチアップする必要があると改めて認識させてくれた一冊でした。

 

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