書籍レビュー 「おちゃめに100歳!寂聴さん」~おちゃめというか、なんというか~

☆基本情報☆

タイトル:おちゃめに100歳! 寂聴さん

ジャンル:伝記・ノンフィクション

見どころ:第三者から見た寂聴さんという人柄、血縁関係を飛び越えた絆

ブログ内でのネタバレ:なし

 

久々に書籍レビューです。備忘録に。

そこまで言うなら食べてみたいグランマーブル、
とっても気になる伊藤野枝

作中に何度も出てきます。作者も寂聴さんも大好きで、店舗が京都と大阪の2県件しかないらしい。
HP→https://grandmarble.com/
それと、ちらっと出てくる伊藤野枝という人物名。ウィキペディアで調べたら、かの有名な名言「不倫は文化」の元祖では、と思える人物。これは要チェックです!

作者は良く言えば純粋、悪く言えば世間知らず

これはこの作者に関わらず世の中全体に言えることなのですが、どんな風に生きたら、そんな風になるのか、不思議で仕方ない時があります。良くも悪くも、です。家出少女がキャッチにつかまって風俗を強要される事実を、他の国の出来事だと思っていたそうで、、、愕然。「貞操」という言葉を知らないとかね、、、作者と私は同世代なのでただ、ただショック。日本ってとことん平和ボケしている国なんだなぁと驚きます。知ることは自分の身を守ることにつながると考える私には、信じられません。一方で、私はいつどこでそういう知識を得たのかと考えてみる。間違いなく、漫画と本と映画。大事なこと(教養や下ネタを含め)はすべて彼らから教わった!!弱ヲタでよかった。

寂聴さんは作者とは違った種類のピュア人間

不倫して、4歳の娘を置き去りにして、家を出たのは知っていたけれど、他人の目を通した描写で、思っていた以上に自由奔放な人だというのがわかった。心はいつまでも子供なのに、人生濃度は人の数十倍。ここまで来ると性悪天然魔女笑。本物です。もう誰の手にも負えないでしょう。だからこそ、カリスマ的な魅力があるのだと思います。十字架を背負いながらも、自由に生きている姿はまぶしい。私もこういう人好きです。
何事も中途半端だとカッコ悪いけれど(一般人、凡人レベル)、極限まで行ける人はかっこいい(天才、秀才、カリスマ)。そんなつもりは毛頭なかったのだろうけれど、結果的に秘書の凡人っぷりが、寂聴さんのいかにぶっとんているかを引き立てることになり、おもしろかった。

批判的な感想が目立つレビューですが、他人同士の強固な絆はとても羨ましい。24時間先生のことを考えている、なんて夫婦でだって簡単に言えるものじゃない。こういうライフパートナーがほしい。