引きこもりを救う救世主「レンタルお姉さん」<書籍レビュー>

2019年9月20日

こんばんは、妖子です。

「引きこもり」を救うヒーロー・ヒロインの実録です。

人とのコミュニケーション能力が試される過酷な仕事。

過酷すぎて「レンタル」でしか対応が出来ない。踏み込んではいけない。でも寄り添わないといけない。

「セックスボランティア」に続いて、衝撃を受けた書籍です。

基本情報

【中古】 レンタルお姉さん 幻冬舎アウトロー文庫/荒川龍【著】 【中古】afb

価格:108円
(2019/9/20 21:12時点)

タイトル:レンタルおねえさん

ジャンル:社会派ルポ

見どころ:ひきこもりを救う人、救われる人。人間の在り方を考えさせられる。

ブログ内でのネタバレ:なし

10年前に読んだ時の感想

レンタルおねえさん。
えっちぃ印象に惹きつけられて手に取った。
全くもってえっちくなかった。

レンタルおねえさん。時としてレンタルおにいさん。
ひきこもりとコンタクトを取り、社会復帰に力添えするお仕事。
家族にもできない、友達にもできない。
だから「レンタル」。

下は10代、上は50代まで、ひきこもりになった経緯も家庭環境も異なる人間を相手に真正面からぶつかる。

一週間に一通の直筆の手紙。
一週間に一回の訪問。
二日に一回の電話。

訪問した時に、ポストにたまった手紙の山。
殴られてつくる痣。
電話に出てもらえない断固たる無視体勢。
肉体的にも、精神的にも決して楽ではない。

レンタルおにいさんの中には、
自分も過去にひきこもりの経験があった人が少なくない。
自分もそうだったから、手に取るように心理がわかる。
だからこそ、苛立ちも募る。

レンタルおねえさんは、ひきこもりと友達になってはいけない。
その使命は、自ら行動を起こさせるきっかけを与えること。
時として、荒治療をすることがあり、両者の間には、改善出来ないほどの溝が生まれる。
だから、友達にはならない、出来ない。

ひきこもりを抱える家庭は、その家庭自体がひきこもりなのだそうだ。
両親は職場と家庭の行き来のみで、それ以外の外界とのつながりがない場合が多い。
自分の子供がひきこもりになった時、相談する相手はいない。
でも、体裁を守るため、そのことを公にはしない。
悪循環。

おねえさんが家庭に新しい風を送り込むことで、家庭自体、もしくは両親自身が変わることが多い。
100%ではないにしても、両親に原因がある場合が多く、ちょっとしたきっかけが改善の一端を担う。

おねえさん自身は、この仕事に従事することで、自身のやりがいや成長や気付きを得る。

人間とはどういうもので、自分どういった人間なのか。
本当のコミュニケーションとは何か。

自らの精神状態のアップダウンを繰り返し、日々粘り強く活動している。

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