映画レビュー「時計仕掛けのオレンジ」~クレイジーでオシャレ~
こんばんは。狐子です。
久しぶりに映画レビューいきます!
☆基本情報☆
タイトル:「時計仕掛けのオレンジ」。原題「A Clockwork Orange」
ジャンル:青春アート
見どころ:ぶっとんだ演出。もはや凡人には理解できない玄人作品。
ブログ内でのネタバレ:細かい演出レベルであり
久しぶりに<映画を見た!!>と思わせたクレイジー極まりない作品。
もっと早く見ていてもおかしくないビッグネームだが、
もっと若い時に見たら<なんだこれ>で終わっていたことが想像できるので、
良い時期に見た。適齢期とは良く言ったものです。
なんの偶然か、その日オレンジ~を見る予定は全くなかったにも関わらず
脳内BGMが「sing in the rain」だったことを色濃く覚えている。
ご覧になったことがある人ならご存じだろうが、
オレンジ~の冒頭では、押し入った豪邸で、
主人公が同曲を歌いながらレイプを犯す衝撃的なシーンがある。
それを見た私は文字通り衝撃だった。
ついさっきまで鼻唄でふんふん言っていたのは虫の知らせ?
さて、肝心の中身だが、正直言って<よくわからん!!
しかしものすごくセンスを感じる!>というのが正直な感想。
一人の不良少年が更正していく様を描いているわけですが、
その描き方がなんとも変態チックでアートなのだ。
好き嫌いで言うと、私は好きだ。忘れた頃にもう一度見ても良い。
この作品のひとつの肝は、<英語>。
独特の言い回しゆえ、日本語字幕も非常に独特だ。
担当の方は非常に苦労したに違いない。
これはオリジナル言語を理解できないと、
雰囲気半減だと強く感じる作品であり、
残念ながら私の英語力はそのレベルにはほど遠いので、残念至極。
お気に入りは、主人公の母ちゃんとその家。
私好みのセンスでバッチリ固められ、登場回数は多くないが、
こちらが欲するタイミングで登場してくれる。
いわゆる、<緩急>というものか。
結局、主人公の末路は哀れだ。??。。。
哀れだったはずだ。??
昔の悪友にいびられ、更正テストの実験台にさせられ、
ボロボロになるのは覚えているのだけれど??
結局、ラストはどうなったんだっけ?
過程の随所随所でセンサーにひっかかる何かを楽しむ作品。
正直オチはどうでも良い。