女性も惚れるジャスミンの圧勝!!実写「アラジン」レビュー
自由になりたいよね。
気持ちわかるよ、ジーニー。
こんばんは、妖子です。
どんなに風当たりが強くても、廃れることを知らないオリジナルアニメの実写化。
量産しているのは、日本アニメとディズニーが2トップだと思いますが、今のところ私が見た中で及第点だったのは「美女と野獣」のみ。
果たして今回のアラジンはどうなる?
結論からいうと、幼い頃に初めてオリジナルを見た時と、同じ感動を味わうことができました。
実は、隠れディズニー好きの妖子が、熱く語ります。
それではいきましょーーー!!!
☆☆本日の目次☆☆
フェミニズムを体現したジャスミンの一人勝ち
なんといってもこれに尽きる本作。
印象に残ったキャラクターはダントツでジャスミン(俳優ナオミ・スコット)。
古くからのしきたりに不自由を感じるジャスミンが、エンディングに向けて自分らしさを解放していく姿が描かれます。
実写版のためにつくられたジャスミンのテーマ曲も、これまた、力強くて、心に残る良曲なんですよね。
Naomi Scott – Speechless (Full) (From “Aladdin”/Official Video)
![]() |
価格:2,700円 |
↑楽天でサントラゲット!英語盤!
この姿に勇気をもらった女性陣は多いはず。
とはいっても、やはり主役のアラジンの存在は欠かすことはできません。
空中デートの佳境で「君が王になれば良いじゃないか」というアラジンの一言は重要です。
アラジンは、オリジナルと比べると「なんか違う感」が拭えない印象でしたが、ジャスミンとアラジン、両者の良さを引き立てるためにも、これで良かったんだと思えるようになります。
あとは、アラジンが彼に抜擢されたのは、「踊れる」というのもポイントでしょう(後述します)。
ちなみに、ジャスミンの使いのダリアという、オリジナルキャラクターも素晴らしいです。
「なんか違う感」は実はジャファー
オリジナルのジャファーは右ですよ?!
最後まで実写のジャファー(俳優:マーワン・ケンザリ)に感情移入できずに終わりました。
声が甲高い時点でまずダメ。
顔はもっと悪(あく)どくて、くどくないとね。
実写化はいろいろな見方があるけれど、妖子はあえて「オリジナルのイメージを持ち込んで楽しむタイプ」。
そんな人にとっては、ジャファーはちょっと残念かもしれません。

次に残念だったのはジャスミンのパパだね。
大奮闘、そして大貢献のCG軍団

ジーニー、アブー、イヤーゴ、ラジャー、絨毯 の描き方は見事!!!
特に絨毯はCG感を感じさせないリアルな絨毯で、質の高いファンタジーを楽しむことができました。もともと好きなキャラなので嬉しい♪
友達思いで、ひょうきんで、礼儀正しい性格はそのまま。
あんな絨毯が家にいたらなぁと、中二病な妄想に胸をトキメかせてしまいました。
![]() |
アラジン オリジナル・サウンドトラック デラックス盤 [ (オリジナル・サウンドトラック) ] 価格:3,700円 |
↑こちらは英語盤と日本語盤が収録された2枚組@楽天
巨大コブラとの最終決戦!!??
ここはあまり書くとネタバレになりますが、「なるほどそうきたかぁ!!!!」という最終決戦でした。
実写化と巨大スクリーンをうまく生かしたスペクタクルな演出は最終決戦にふさわしく、はらはらワクワク必至です。
ボリウッドダンスにヒップホップ、国際色豊かな芸術要素
実写のみで楽しめるジャスミンとアラジンのボリウッドダンス。
ラッパーでもあるウィル・スミスが歌うヒップホップ調のフレンドライクミー。
特に後者は、オリジナルアニメそのままの映像と合わせて、最高にイカしたシーンに仕上がっています。
CGをフル動員したジーニーのショーは圧巻!
ウィル・スミスの起用は、宣伝要因としても重要だったのでしょうが、お調子者のジーニーを演じることができて、かつあの音楽性に無理なくハマることを考えたら、納得です。
まとめ
絨毯の空の旅、ジャファーとの決闘シーンなど、迫力を楽しむ意味でも、大画面での鑑賞をオススメします!
![]() |
価格:3,735円 |