「ディープブルー」への愛を語るキング・オブ・ザ・サメ映画<レビュー>
こんばんは、妖子です。
私がサメ映画に目覚めたきっかけとなった傑作「ディープブルー」。
DVDは所有しない主義の妖子ですが、これだけは買った。何度見たかわからない。
この映画を見るためだけに、ホームシアター買おうかずっと悩んでいます(大マジ)。
それでは、私の溢れる愛を受けとれぇぇぇ。
☆基本情報☆
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タイトル:ディプブルー(原題:DEEP BLUE SEA)
ジャンル:サメ映画(B級の枠におさまりきらない)
見どころ:ちゃんとしたサメ映画エンターテインメント!!
ブログ内でのネタバレ:あり(*目次1~3まではなし、4が見どころで微妙、5はほぼネタバレ)
公開年:1999年
サメ映画への意気込みが素晴らしい!
サメ映画というジャンルにしっかり向き合い、サメ映画というエンターテインメントをつくりあげたそのクリエィティブな姿勢とサメ愛を全面から感じることができる作品。
サメを題材にした映画は星の数ほどあるけれど、ここまで作品として出来上がっているのは、レアです。
見応えのある作品というのは、忘れたくても忘れられないんですよね。数えきれないほどサメ映画を見てきましたが、ほとんど記憶に残っていません(これぞB級の醍醐味!w)。
サメ映画には特別興味がないという人にも、アクションやハラハラ要素で十分楽しめる娯楽作品になっています。
ずば抜けた緊迫感&恐怖感
サメ映画と言えば、スピルバーグ監督のジョーズははずせないところで、私も大好きですが、そんな大御所と比べても緊迫感がすごい。
ジョーズの舞台が大海原である一方、本作の舞台は閉鎖された研究所。
知能を持った鮫たちが研究者たちに牙を向き、水責め、体当たり、噛みつきとあらゆる攻撃総動員で、物理的にも心理的にもじわじわと追い込んでいく様は、文字通り息をするのを忘れます。
研究所からの脱出が軸となり、ラボ(研究室)チームとコックチームの2シーンで展開されていきます。
海の中のシーンというのは、ジャンル問わず、ある程度すると飽きが来る(慣れてくる)のも事実ですが、このシーン展開のおかげで、だいぶ緩急がつき、うまい具合にこちらを転がしてきます。
これまた、要所での鮫の攻撃が絶妙。後半に進むにつれて、こっちの心臓をぎゅっぎゅっとおさえてくる感じがたまらないのです。
アニマルパニックやゾンビなどのB級映画は、はらはらする楽しみが醍醐味ですが、製作側のセンスがとても問われるポイントでもあり、このディープブルーに関しては100点満点です。
お色気シーンはやっぱり少なめ
これは蛇足情報ですが、優れたB級映画というのは、極端に水着ギャル(死語)とお色気シーンが少ないです。
そんなことに時間を割いている余裕はないんでしょうね。
ビキニの谷間より、鮫の歯が食い込んだ肉片が撮りたいんですよね?!
わかります!!
素晴らしすぎる知能ある鮫の描き方
*弱ネタバレ
開始30分ほどで脱出劇を余儀なくされる事件が起きます。
「この映画とんでもないかもしれない」と思わせる、鳥肌シーンがこちら。
救急担架ごと捕獲した人間を、研究所の窓ガラスに叩きつけるのです。
人間はあまりにも無力だな。
貴様らもこいつのようになるんだ。
と鮫のせせら笑いが聞こえるかのような極悪演出。
あまりに卑劣で、あまりに傲慢な挑発に、「ヒョーーーーー!!!!」と歓喜してしまったのは言うまでもありません。
ちなみに、鮫は1体ではなく、3体いまして、もれなく知能指数が高いのです。興奮しないわけがない。
秀逸!サミュエル・L・ジャクソン
*軽くネタバレ
あえて詳しく書きませんが、ジャクソンの俳優としての力量というより、力量あるジャクソンをこの役にキャスティングしたスタッフのセンスが素晴らしい。
もうね、お先真っ暗!!!!!! タイミングがね、絶妙!!!
まとめ
この記事を書いているのは、2019年であり、公開からそれなりの年月が経っています。
それでも、私の中ではナンバー1をキープし続けている良作です。ゾンビに比べて本数を見ていないというのもあるけど。
そんな私がおすすめするサメ映画はこちらです。
是非ご覧ください。
1、ディープブルー(1999年)
2、ジョーズシリーズ
3、the MEG(2019年)
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