ディープブルーを超えられるか?!「MEG ザ・モンスター 」<映画レビュー>
こんばんは。妖子です。
最近は本当に行かなくなってしまった映画館まで赴いて、久々に鮫映画を鑑賞。
次の週で放映終了ということもあってか、なかなかの席の埋まり用。
肝心の中身ですが、結果からいうと、満足の出来。
星の数ほどある鮫映画の王座に君臨する「ディープブルー」を
越えられるかがポイントですが、、、果たして!
詳しく書いていきます!興奮ぎみ。
☆基本情報☆
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タイトル:「MEG ザ・モンスター 」。原題THE MEG」
ジャンル:アニマルパニック系
見どころ:B級ネタに製作費をそこそこかけたクオリティー
ブログ内でのネタバレ:なし
お色気シーンがない
B級鮫映画には欠かせないお色気シーンが一切ありません!!
チューすらない。
それが見たいのではなく、あれを見ないと鮫映画を見ている感覚がもはやない笑。
ビキニギャル→死亡フラグという俗説ももはや通用しない笑笑。
つくりこまれたB級にはお色気シーンはないんです。王者ディープブルーも冒頭に一瞬あるだけ。
娘と母
娘が良い味付けになっています。
オールジャンル共通でポイントなのは緩急の付け方。
王道の描き方かもしれませんが、娘を登場させることで、緊張と緩和の両方を使い分けているのはオーディエンスに恐怖を与える上で重要。
余談ですが、トラウマになるシーンがこちら。
のはずなのですが、ニモのこの画像を思い出してしまって、なんだかデジャブで吹き出しました。
2枚並べると笑える。
もっと人が死んで良い
サバイブしすぎ。
感情移入していたキャラが死んでしまうというのも優秀なB級映画には欠かせないと思うのですが、それがまるでないのがこの作品。
何度もピンチには遭遇するものの生き残る。しかも相当な数生き残る。
余談ですが、一番のお気に入りキャラが生き残ったら、私の勝ち。
なんの勝負かと聞かれればわかりませんが、なんとなく勝った気分なります。
メガロドンじゃなくて良い
実も蓋もない感想笑
25メートルという設定ですが,鮫映画を楽しむのに鮫の大きさは問題ないのだな、と痛感。
でかければ迫力が増すかというとそれはありません。断言。
アップになってしまえば、25メートルも3メートルも変わらないし笑、接近戦になった時はでかすぎて、体のどの部位なのかよくわからんし笑。
あとでかすぎると現実味がなさすぎて、感情移入ができない。
たとえば、ジョーズだったら実際の鮫のサイズだから、
「あんな状況じゃ逃げるなんて無理、漏らして食いちぎられて終わりだわ」と
いう投影が楽しかったりするのだけれど、25メートルって言われても、もはや想像できないし、あちらからしたら食べ物ではなく飲み物だろうし、(劇中でも飲み込まれてた)何が起こったかわからないうちにあの世行き。
なんならクジラでも良くね?と思ってしまいました。

まぁ、でもメガロドンと聞いて、ときめくのは、他でもない
「ロマン」ですよね。
劇場だったので大迫力で楽しめましたが、DVDになったらB級映画の一括りで終わりでしょう。
金のかかったセット
CGもふんだんに使われていますが、お金がないとできないのはセットです。
予算が他のB級映画とはけた違い、さすがのクオリティーです。
良くも悪くもスケールがでかすぎて私の好みではなく、残念ながら「ディープブルー」は超えられなかった。
とはいえ私のサメ映画ランキングベスト5には入りました。
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