グロだけは頑張った!「ゾンビ・ナイト」<映画レビュー>
こんばんは!妖子です。
私は「低予算でバカらしくて最高にかっこいい作品を見つけること」を一番の楽しみとしています。
それがエスカレートしてしまうと、つまらないを通り越してカオスな作品に出会った時、「うぉぉぉ、私の90分返せぇぇぇぇ」というなんとも不毛な気持ちさえ愛おしくなってしまうので、病気と言っても過言ではありません笑
そんな私もゾンビファンとしてのキャリアは浅く、これからゾンビ愛を更に深めるために、ブログを始めました。今日ご紹介するのは、可もない不可もない中途半端な作品です笑。
☆基本情報☆
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価格:324円 |
タイトル:「ゾンビ・ナイト」。
ジャンル:ホラー
見どころ:何かが足りない!しかし、頑張ったグロ演出!
ブログ内でのネタバレ:あり(警告出します)
では、当時のレビューどうぞ!(※ブログ内のいくつかの記事は、かつて大流行したmixiレビューからコピペをしており、今から何年も前、場合によっては、10年以上前の当時の感想です。)
レビュー
B級の中でも、許せるのと許せないので別れるけど、これはまぁ許せる。
OPから大根役者っぷりと迫力のなさに笑える。
それなのに、食いちぎられる首筋の肉片は音だけじゃなくてちゃんと描かれている。
逆を言ったら、ここぞ!と言う時に内蔵を見せられるようにコストの削減を追求して、役者が皆大根になってしまったのかも笑
ストーリーも演技も小道具も全部中途半端なのに、ゾンビのメイクだけは意外としっかりしてたのがポイント。
あともうひとつのポイントはゲス野郎のキャスティング。何が何でも生き残ろうとするゲスな人間がいるのだが、演技してなくても、ゲスだろうって思える顔してて最高だった笑
それにしても人間関係や心理描写を描くのが下手だった~。
「奥さんはもう死んだんだ」「そうだな」って早!笑
ためらう間も見せず、ゾンビ化した身内を撃ち殺すところも大切なシーンじゃないのか?って思うが、あっけない。そういうところが潔くてキライじゃなかった笑
あらすじ ※ネタバレ
生物兵器で人間感染。パンデミックとまらず。旅行中だった家族は、途中の小屋に身を潜めることになるが、その小屋でも、次の隠れ家でも、出会った仲間たちはどんどん殺される。
生存者内で、争いが起こり、そのせいで何人もの犠牲が。ゲス野郎は結局、人間に磔にされゾンビの餌食にされてしまう。当然でしょうな。
最終的に生き残るのは、4人。女一人、黒人男性一人、男一人、子供一人。
希望とも絶望ともとれる状況で終わる。
後日、こちらの作品、テレビドラマであったことが判明。言ってしまえば「地上波専用ゾンビ」です。それを考えたら「頑張った!」と思ってしまいました。